【COLUMN】教材選びのコツ その1 コンポーネンツとは

Nellie's English Booksでは、おおよそ約80,000タイトルの英語教材を取り扱っています。
皆さんは、その中から一体どうやって教材を選んでいるのでしょうか。



通常メインとなるのは「コースブック」と呼ばれる教材です。


“コースブック”

コースブックとは、英会話学校や学校などで、年間を通じて行われるコースや授業、レッスンで使うために作られた教材の総称です。子ども用、中学・高校生用、大学・一般用、ビジネス英語用、フォニックス中心のものや、ReadingやSpeakingなど1スキルに特化したものなど様々ですが、独学用の教材ではなく、学習到達目標別に内容構成され、主にクラスやレッスンで使うために作られているという特徴があります。


クラス内で使うことから、このコースブックの他に、先生用の教材やフラッシュカード、CD、宿題に使えるワークブックなどの副教材も豊富に取り揃えていることが多いです。

そしてこのコースブックやワークブック、CDなどは総じて「コンポーネンツ」と呼ばれます。今回はそんなコンポーネンツ(Components)のお話です。



コンポーネンツ(Components)ってなに?

ネリーズや各出版社のカタログの中でもよく見かける言葉ではないでしょうか。

1つのタイトル(例えばLet's GoOur Worldなど)の中には、先ほど出てきたコースブックやワークブック、CDなど、メインの教材や副教材が存在します。


“indiex” ネリーズのカタログのINDEXのページを見るとよくわかるかと思います。

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Let's Goシリーズで見てみましょう。


“コースブック”

Let’s Go 5/e (オックスフォード)というコースブックシリーズには、Let‘s Begin Level 1から Level 6までがあります。それぞれのレベルに、

Student Book

Workbook with Online Practice

Teacher’s Pack

Class Audio CDs

Teacher’s Cards

と、5種類の名前が並んでいます。上記の種類が「コンポーネンツ(Components)」と呼ばれています。



それでは、コンポーネンツでよく見かけるものを見ていきましょう。

Student Book

レッスン中に生徒が使用するメインの教科書です。シリーズによっては、Course Book、Class Bookやテキストと呼ばれることもあります。SBと略されます。

SBの中でも、Text onlyのものと、Online Practiceやアプリ、CD、DVDといった附属品がついているものに分かれています。

ここ数年で改版された教材では、音声がSB内のQRコードで直接再生できたり、アクセスコードを入力してダウンロードするものが増えており、CD版は確実に姿を消しつつあります。

また、スプリット版といって、一つのSBを前半と後半の半分ずつにわけたものもあります。

(スプリット版については、後述します)



Workbook / Activity Book

SBの副教材的な位置づけのいわゆる練習帳です。WBABと略されます。

SBの内容定着のため宿題用としたり、SBと一緒にレッスンでも使用されたり、利用方法は様々ですが、子ども向けの教材ではSBとセットで購入されることが多いです。

昨今では、SBにOnline Workbookとして付属していることもあります。



Teacher’s Guide / Teacher’s Manual / Teacher’s Book etc.

教師用指導書です。TBTMと略されます。最近ではLet’s GoシリーズのようにTeacher’s Packといった形で指導書のみならず、先生用の補助教材がダウンロードできるようセットになっているものも増えています。Lesson Plannerといった名称を使っている出版社もあります。

SBを見れば、指導書など見なくてもレッスンの趣旨は明確!という教材もあれば、TBを参考にしないとレッスンプランが湧いてこない、といったものなど様々ですが、教材の内容や意図している事が一番わかるのはTBです。必ずしも指導書の通りレッスンを進めなければいけない、という事はないとは思いますが、一度目を通す価値はあります。

オックスフォード出版社の主流タイトルであれば、デジタルカタログ内からTBのサンプルも少しだけ見ることができます。是非チェックしてみてください。

また、最近はすべてダウンロードとなっているものも多いです。


“商品別サンプル"


Flash Cards / Picture Cards

とくに子ども用の教材に付属することが多いのが、Flash Cardsです。

先生用の副教材で、レッスンに出てくる単語やダイアログなどが描かれたカードです。 クラスで使えるように大きめにできていることが多いです。(生徒が各自持つトランプサイズの Student Card もあります。) レッスンに準拠しているので副教材としてはおすすめですが、ちょっと値段がお高いのが玉に瑕。エディションの改正時にキャンペーンとしてTBと一緒に特価で販売されることもありますので、チェックしてみてくださいね。



Class Audio CDs

こちらも教師用の副教材になります。SB内の音声をクラスで利用するためのCDです。生徒1人1人のためのものではありません。

最近では、SB内の音声はダウンロード形式に移行しており、生徒が各自ダウンロードして利用できるようになってきているので、必ずしも別売りのCDを購入しないと支障をきたすというものではなくなってきましたが、教室内で利用するにはCDの方が便利だという声もまだまだ多くあります。 「音声ファイルをダウンロードして、そのファイルをスマホ内のiTuneや他の音楽再生アプリに移してBluetoothでWi-fiスピーカーにつなげれば簡単!」といった環境にいらっしゃらない先生、音声をPCにダウンロードしてそれを自分でCDに焼いて…といった手間から解放されたい先生、よくわかります。何もおっしゃらずにこちらをご購入ください。(タイトルによってはない場合もございます。)

CDではなくmp3CDと記載のあるものは、mp3 CDに対応したCDプレーヤー(もしくはPC)でないと再生されませんのでご注意ください。



スプリット版

Split A/B マルチA/B Combo A/Bなどと表記されることがあります。

このスプリット版とは、通常のSBの内容を前半と後半にわけてある分冊版のことです。 通常のコースブックでは、内容量が多すぎて使い切れないといった場合にとても便利です。 SBだけを半分にしたタイプと、WBも同じく半分にしてSBに合わせたものと2タイプありますので、ご注意ください。



Classroom Presentation Tools

CPTと表記されます。

SBやWB、オーディオやビデオをプロジェクターや電子黒板などをつかって教室内のスクリーンに表示できるデジタル教材です。USBやアクセスコードなどを使って、パソコンやタブレットなどで操作します。 出版社や教材により機能は異なりますが、SBの内容を投影しながら、クリック一つで音声やビデオを活用することができ、レッスンの運びがスムーズになります。コロナ禍で増えたオンランレッスンでも利用可能です。



上記の他にもシリーズで使えるリーダー、Anthologyであったり、Workbookの他にもWriting BookやSkills Bookといった副教材であったり、種類は本当にいろいろとあります。

ご購入の際には、自分の選択しているものが、正しいコンポーネンツかどうかの確認をしてくださいね。


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