【コラム】知っておきたい日本と海外の文化・マナーの違い

海外出張・旅行、異文化に興味のある方へ

ielts

日本と海外の国々では、文化の違いが多くあります。
食生活はもちろん、ビジネスマナーから子育ての仕方まで、その違いを挙げたらきりがありません。実際にはどんな違いがあるのでしょう。
ここでは、知っておきたい日本と諸外国の文化・マナーの違いについて、いくつかご紹介していきます。

ielts

空港や地下鉄などを撮影しない

インド、中国、ロンドンなど、海外では空港や地下鉄の撮影が禁止されている場合があります。これは有事の場合、施設を軍事利用する可能性があるためで、機密情報の流出を防ぐために撮影が禁止されているのです。
そのため、何も知らずに撮影していると、警察官や軍人がやって来て警告を受ける恐れがあります。撮影データの消去などを求められますので、撮影が可能かどうかをよく確認しておきましょう。

交通ルールが日本と逆

全ての国に当てはまるわけではありませんが、海外では日本とは逆に車は右側通行になります。また、アメリカでは右折禁止の標識がない限り、赤信号でも右折が可能です。日本のように赤信号で停止しているとクラクションを鳴らされてしまうので、気をつけましょう。
その他にも、信号が点灯する順番が日本と違ったり、踏切での一時停止がNGになっているなど、日本とは異なる交通ルールがあります。

公衆トイレにお金がかかる

日本には駅や公園、デパートなど様々な場所に公衆トイレが設置されており、自由に使うことができます。しかし、海外では無料トイレは当たり前ではなく、トイレを使用するためにいくらかのお金を払う必要があります。(※国や地域によっては無料もあり)
例えばイタリアでは、公衆トイレ1回の使用につき、50セント~1ユーロが必要となります。入口に立っている係員に払うか、箱などの入れ物が設置されている場合は、そこに入れるようにしましょう。


ielts

年中無休で開いているお店がない

日本と海外では、働くことや休みことの考え方が違います。例えば、お店の営業時間が10:00-19:30となっている場合、日本ではその間ずっとお店を開けていますが、海外ではお店の規模によっては休憩時間をとって数時間閉めてしまう場合も多いようです。
また、海外では休日はしっかり休むという考えが根付いているため、日曜日や祝日はレストランを含めほとんどのお店がお休みになります。観光の際には注意が必要ですね。

レストランで食べ残した料理を持って帰る

日本では食べ残しはお店に処理を任せることがほとんどですが、海外では自分が食べ残した物を持って帰る習慣があります。
レストランでも「doggy bag」と呼ばれる持ち帰り専用の容器が用意されている場合がほとんどです。持ち帰りを希望する場合は、店員に「Doggy bag, please」と申し出て、食べ残しを詰めてもらいましょう。

チップの習慣がある

海外では、ホテルやレストランなどでサービスを受けた際のお礼として、チップを渡す文化があります。日本ではそういったものを渡す習慣がないので、払いたくないという方も多いかもしれませんが、代金にサービス料が含まれているなどの特別な場合ではない限り、ある程度のチップを渡すのがマナーです。
ちなみに、サービスの内容や業種によってチップの相場がある程度決まっています。少なく渡しすぎてトラブルになった、なんて事にならないように、チップについては事前に調べておいた方がいいでしょう。


こうしてみると、日本にいるだけでは味わえない刺激的な文化が多いですね。日本では何も考えずにやっていることでも、海外では奇妙に映っている場合も多く、場合によっては非常識と思われる可能性もあります。
マナーは国によってさまざまです。トラブルを起こさないためにも、日本との文化の違いをしっかりと把握し、その違いを楽しめたらいいですね。



異文化理解

記事一覧へ

商品、納期など、不明な点は、お気軽にお問い合わせください。
お問合せ

会員登録はこちらより(便利なマイページ機能付き)
会員登録
“おすすめ英語教材”ネリーズおすすめ英語教材
スマートフォン | PC