海外旅行、トラブル時のフレーズ
そろそろ海外旅行をと考えている方も多いのではないでしょうか。
困った時こそ、英語で的確に伝えたい。でも後になって、ああ言えばよかった、こう言いたかったと、いろいろと思い起されることもあるかと思います。今回は、トラブルの際役立つ英語のフレーズをご紹介していきましょう。
サバイバルイングリッシュ―必要最低限な英語でもコミュニケーションははかれます。
最初は飛行機内でのお願いごとの英語から…
◎機内・到着した空港でのフレーズ
さて飛行機も無事にテイクオフ。ミールサービル前にドリンクサービスがありますので、コーヒーをもらいます。でもボトルの水だけでは不安なので、水もカップに入れてもらいます。
エコノミークラスはいろいろと積極的に頼むことを続けます。
Can I have some water [please]?
水をもらえますか?
と頼んでみました。最近はミネラルウォーターのボトルを食事といっしょに出してくれる航空会社もあります。そして水平飛行に入ると、流石に寒い機内。毛布をお願いしてみましょう。
Can I have blanket [please]?
毛布をもらえますか?
◎空港でのトラブル発生
飛行機がランディングして機内から出るには時間を要します。特にエコノミークラスのシートは後ろなので一番後にボーディングブリッジを抜けることになります。
入国審査は、以前のように対面ではなく、パスポートをスキャナーに載せて確認できればOKのところも多くなりました。写真の顔とカメラで本人確認でき、自動ゲートで入国完了です。
そして荷物の受け取りです。万が一、預けた荷物が見つからない場合の英語のフレーズを。預けた際のクレイムタグは必ず提示します。
I can’t find my baggage. Here’s my claim tag. Could you check for me please?
荷物が見つかりません。私の荷物の引換証です。荷物を確かめてください。
また乗り継ぎのための便が欠航した場合は、毅然とした言い方で伝えましょう。
Could you get me another flight?
別の便を取っていただけますか?
今日は無理と言われた場合は宿泊先を訊きます。
I need a place to stay tonight - can you help me book a hotel?
ホテルサービスの用意はありますか?今晩泊まる場所が必要です。
何事もなくスムーズに行けばいいのですが、万が一の場合にこの英語のフレーズを保険に持っておいてください。
◎タクシーでのフレーズ
最近は便利なUberを利用することも多くなりましたが、通常のタクシーを利用する際は、行く先を告げ、値段も先に訊いておくとよいです。
I need to get to the Triton London Tower Bridge Hotel. How much will it cost?
トリトンロンドンタワーブリッジホテルまでお願いできますか? いくらぐらいかかりますか?
Can I pay by credit card?
クレジットカードで支払えますか?
降りる際にメーターを確認します。もし違っていたら伝えましょう。
The fare is different from the meter.
運賃とメーターが違っています。
運賃がOKならクレジットカードで支払いますが、チップの習慣がある国では、チップのボタンの10%くらいを選んでください。もしチップボタンがなければキャッシュで支払います。
やっとホテルに着きチェックイン。でも面倒なことはありません。名を告げて確認します。チェックイン時にクレジットカードの提示を求められることもあります。
◎ホテルでの頼み事
ホテルでは、意外とアメニティがない場合などがあります。
There is no soap in my room. Could you bring some to my room?
部屋に石鹸がありません。持ってきていただけますか?
One of the light bulbs is out.
電球が切れています。
Can I change rooms because of a bad odor?
嫌な臭いなので部屋を変えてもらえますか?
案外気になることもいろいろとあるかもしれません。そんな時はきちんと伝えましょう。
チェックアウト後の荷物も預かってもらえるか、確認してみましょう。
Could you look after my baggage?
荷物を預かっていただけますか?
また何か頼む時には前もって、
I have a problem.
ちょっと困っているのですが。
Could you do me a favor?
ちょっとお願いがあるのですけど。
など、クレームの時は特に前置きも必要です。
その②につづく。